喜満満猫の癒される暮らし

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】のブログ

【城崎の花火《31》】患者のみなさまとのふれあいと驚きの流れ

こんにちは。

喜満満猫です。

いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。

【城崎の花火《30》】から続きます。 

 

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痛すぎる脊髄造影検査

入院したのが月曜日

手術が金曜日に予定されています。

その間、いろいろな手術前検査があるのですが、

そのなかでも『脊髄造影』という検査が、水曜日に行われました。

背骨の中の脊髄を映し出すために、背骨にぶすりと注射を打って、造影剤を注入するのです。

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麻酔を打って本番なのですが、まず麻酔から、ぎゃああああああ!と叫びたいぐらいの痛さ。

麻酔が3本ほど打たれても、全然効いてないよ〜と叫びたいほどの痛さ(泣)

しかも、造影剤が脳の方に流入してはいけないため、検査後何時間かは、胸より頭を下げてはいけないのです。

1日ベッド上安静が必要で、じっとしているのはつらかった(泣)

これから、もっとつらいことが、待っているのだけど……。

 

手術前の時間の楽しみ方

それ以外は、レントゲン撮影だったり、CT検査だったりと、そんなに時間のかかるものではなかったので、けっこう時間がありました。

ふだん、なかなかテレビをゆっくり観ている時間がなかったので、テレビを観たり、本を読んだり。

売店、何かないかな〜って見に行ってみたり。

デイルーム(休憩所)から、遠くまで眺めを楽しんだり。

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現在、痛みがあるわけでもないので、動けるうちに動いておこうという気持ちでした。

 

患者のみなさまとのふれあい

元気そうでまだ若い入院患者は珍しかったのか、病棟の中でも、いろんな方に話しかけられました。

『あら、あなた、若いのに何〜?どうしたの、なんの病気?』

整形外科ですと、けっこうお年の方が多くて、おそらく病棟内最年少でしたね(笑)

不思議なことに、精一杯の笑顔でみなさまと話していると、すごく心が温かくなります。

にこにこと話していると、最初しかめっつらだったおばあさんも、どんどん顔がゆるみ、笑顔になってくださいました。

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不安から安心感へ

あれだけ入院前に押し寄せてきた不安が。

病院にいるという安心感。

看護師さんに、見守られているという安心感。

病棟のみなさん、手術をひかえていたりして、仲間のような安心感が生まれていました。

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みなさまと話していると、わたしの主治医の先生は、ほんとうに有名な方らしく、

『直接執刀していただけるなんてあなたラッキーよ!』

と言われました。

そういうお話を聞けるたびに、どんどん安心感が増していきます。

 

うれしはずかし、驚きの流れ

そんなことをしていると、不思議なことが起こってきました。

個室の病室なので、ゆっくりさせていただけるのですが。

『少し動こうかな』とか『気晴らしに行こうかな』と思い、病室を出ると、廊下にいろんな人が出て待っていて、話しかけられることが多くなりました。

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デイルームにいたとき、

『あ、こちらにみえたの?あなたと話したかったの。』

とわたしを探すひとまで(笑)

廊下を歩いていると、

『嬉しい〜!会えた。お部屋にお邪魔するのもなんだから、うろうろしてたの。』

と言われたりしました。

なんの現象なのか(⌒-⌒; )

うれしいような、はずかしいような(笑)

なんの楽しみもない入院生活。

わたしの存在が、みなさまの癒やしになってもらったなら、ほんとうに光栄だと感じました。

【城崎の花火《32》】に続きます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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