喜満満猫の癒される暮らし

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】のブログ

【城崎の花火《37》】困難を超えて次のステップへ

こんにちは。

喜満満猫です。

いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。

【城崎の花火《36》】から続きます。 

 

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早くもリハビリのスタート

気を失いかけた、わたしの両腕をつかんで
支えてくれたリハビリの先生。

厳しいお顔で、わたしの真正面に向き合い、

『今日は座るところまでね。
明日は、血抜きのドレーンが取れたタイミングで、
歩いてみるからね。』

とおっしゃいました。

うつろな目からやっと焦点が合い、
わたしは先生の顔をまっすぐに見ました。

『はい…、お願いします……。』

あまりの激痛に、返事するのがやっとでした。

早くも、リハビリが始まります。

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機能回復への道

ほんとうに今の医学の進歩はすごいなあ…と思いました。

背骨を割って、次の日には座れる。

明日には、歩けるんだ…。

安静にするよりも、機能回復をまず第一に考える。

驚きとともに、明日は歩ける希望に、
こころ躍りました。

 

痛みの置き換え現象?

一度座って、痛みに耐えたら、そのあとは、
なんとなく身体中の血流が動き出した気がしました。

首は動かせなくて、まっすぐにしか向けないのは、
金具が刺さっているからだなんて、
まったく気づいていませんでした。

(それこそ、今回ブログを書くことになって、
主人に話を聞かなければ、ずっと知らなかったかもしれません。)

頭と肩に棒が刺さっている痛みより、
首の方が痛かったからでしょう(笑)

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トンネルの出口が見えてきた

その後、少しベッドを起こしてもらって、
楽な姿勢にすることができました。

痛み止めを処方してもらったので、
痛みも少しずつ楽になってきました。

気持ち悪さもなんとかおさまってきて。

やっと、長い長いトンネルの出口が見えてきました。

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動けて気持ちも上向きに

動いちゃだめだと言われているのと、
ベッドの上なら座ってもいいよと言われるのとでは、
全然気持ちの圧迫感が違います。

しかし、横を向いたりすることはできないので、
目だけで主人を見たりして。

ぽつぽつと、話ができたりして。

主人もわたしも、
少しずつ笑顔と会話が取り戻せてきました。

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困難から次のステップへ

今日は、点滴や、導尿は取れないので、
まだ歩くことはできません。

ですが、食事は、朝から柔らかいご飯が出されることになり、
またまた主人にお世話になり、少しずつ口に運んでもらって、
なんとか半分くらいは食べることができました。

こうして、ひとつひとつ困難を超えて、
次のステップに進むことができました。

【城崎の花火《38》】に続きます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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