こんにちは。
喜満満猫です。
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【城崎の花火《36》】から続きます。
早くもリハビリのスタート
気を失いかけた、わたしの両腕をつかんで
支えてくれたリハビリの先生。
厳しいお顔で、わたしの真正面に向き合い、
『今日は座るところまでね。
明日は、血抜きのドレーンが取れたタイミングで、
歩いてみるからね。』
とおっしゃいました。
うつろな目からやっと焦点が合い、
わたしは先生の顔をまっすぐに見ました。
『はい…、お願いします……。』
あまりの激痛に、返事するのがやっとでした。
早くも、リハビリが始まります。
機能回復への道
ほんとうに今の医学の進歩はすごいなあ…と思いました。
背骨を割って、次の日には座れる。
明日には、歩けるんだ…。
安静にするよりも、機能回復をまず第一に考える。
驚きとともに、明日は歩ける希望に、
こころ躍りました。
痛みの置き換え現象?
一度座って、痛みに耐えたら、そのあとは、
なんとなく身体中の血流が動き出した気がしました。
首は動かせなくて、まっすぐにしか向けないのは、
金具が刺さっているからだなんて、
まったく気づいていませんでした。
(それこそ、今回ブログを書くことになって、
主人に話を聞かなければ、ずっと知らなかったかもしれません。)
頭と肩に棒が刺さっている痛みより、
首の方が痛かったからでしょう(笑)
トンネルの出口が見えてきた
その後、少しベッドを起こしてもらって、
楽な姿勢にすることができました。
痛み止めを処方してもらったので、
痛みも少しずつ楽になってきました。
気持ち悪さもなんとかおさまってきて。
やっと、長い長いトンネルの出口が見えてきました。
動けて気持ちも上向きに
動いちゃだめだと言われているのと、
ベッドの上なら座ってもいいよと言われるのとでは、
全然気持ちの圧迫感が違います。
しかし、横を向いたりすることはできないので、
目だけで主人を見たりして。
ぽつぽつと、話ができたりして。
主人もわたしも、
少しずつ笑顔と会話が取り戻せてきました。
困難から次のステップへ
今日は、点滴や、導尿は取れないので、
まだ歩くことはできません。
ですが、食事は、朝から柔らかいご飯が出されることになり、
またまた主人にお世話になり、少しずつ口に運んでもらって、
なんとか半分くらいは食べることができました。
こうして、ひとつひとつ困難を超えて、
次のステップに進むことができました。
【城崎の花火《38》】に続きます。
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