喜満満猫の癒される暮らし

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】のブログ

【城崎の花火《42》】はじめての作業療法

こんにちは。

喜満満猫です。

いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。

【城崎の花火《41》】から続きます。

 

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不安から笑顔へ

手術から1週間後

不自由ながらも、少しずつできることが増えてきました。

そして、ひとつできるごとに、不安が少しずつ自信に変わり、
毎日笑顔になれるようになりました。

できないことは、遠慮せずに、助けていただくことにしました。

不自由なわたしに、手を貸してくださった方々にするお礼は、
『お金』や『もの』じゃない。

『ありがとう』という心からの言葉と、

『満面の笑顔』です。

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理学療法と作業療法の違い

歩けるようになって、リハビリは、徐々に本格的になってきました。

理学療法と作業療法と、両方のアプローチで、進めていきます。

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わたしも、こうなる前には全然知らなかったことですが。

理学療法は、体全体、立ち上がる、起き上がる、歩く、寝返るなど、
基本となる体の動作のリハビリテーション
を行います。

作業療法は、日常生活をスムーズに送るため、

「食事をする」「顔を洗う」「料理をする」「字を書く」

生活する上で必要不可欠な動作のリハビリテーションを行います。

理学療法士が、体の大きな動きのリハビリテーションを行うのに対して、

作業療法士は、手の動作や指の細かい動作などのリハビリテーションを行う場合が多いです。

 

はじめての作業療法

手術前に、作業療法士の先生から、今の状態をテストしてもらいました。

ペグボードという種類の検査道具で、

穴の開いたところにピンをさしたり、移動させるミッションを行います。

ストップウォッチでタイムを測ったのですが、

遅すぎて遅すぎて(笑)

笑えてくるほど、検査の小さなコマを持つ手が震えるのです。

 

焦れば焦るほど、とっ散らかる

『先生…、これってわたし、もともと、どんくさいんですよ…。
難病だからじゃない気がします。』

といいながら、焦ってピンを挿し間違えたりしてました

先生は、わたしが

『ああっ、失敗した!ピン飛んでった!』

などと、わーわー言いながらやっているので、
笑いをこらえてみえました。

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手術前後の動きの変化

手術のあと、もう1度この検査をしました。

手術前より、手を動かす速さは、
少し速まった気がします。

右手の中指、薬指、小指の指先の麻痺のせいか、
ぎこちなさは増したような気がしますが……。

タイムは少しだけ速くなりました。

子どもの知育玩具のような検査道具で、
いろいろな作業療法のリハビリをしていきます。

小さなコーン🔺をあちらへ積んだりこちらへ積んだり。

小さなピン📍をあちらに挿したりこちらに挿したり。

丸、三角、四角の積み木🧱を、同じ形の穴に、はめ込んだり。

ある意味、初体験で面白かったです。

たぶん、小さな子どもさんに、笑われそうですね(笑)

毎日が、勉強でした。

そして毎日が、ものすごく充実していました。

『明日は、台所に立ってみましょうね!』

そんな訓練もするんだ、と驚きながら、
少しでも速く動けるようになりたいと願うのでした。

【城崎の花火《43》】に続きます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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