こんにちは。
喜満満猫です。
いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。
【城崎の花火《41》】から続きます。
不安から笑顔へ
手術から1週間後。
不自由ながらも、少しずつできることが増えてきました。
そして、ひとつできるごとに、不安が少しずつ自信に変わり、
毎日笑顔になれるようになりました。
できないことは、遠慮せずに、助けていただくことにしました。
不自由なわたしに、手を貸してくださった方々にするお礼は、
『お金』や『もの』じゃない。
『ありがとう』という心からの言葉と、
『満面の笑顔』です。
理学療法と作業療法の違い
歩けるようになって、リハビリは、徐々に本格的になってきました。
理学療法と作業療法と、両方のアプローチで、進めていきます。
わたしも、こうなる前には全然知らなかったことですが。
理学療法は、体全体、立ち上がる、起き上がる、歩く、寝返るなど、
基本となる体の動作のリハビリテーションを行います。
作業療法は、日常生活をスムーズに送るため、
「食事をする」「顔を洗う」「料理をする」「字を書く」
生活する上で必要不可欠な動作のリハビリテーションを行います。
理学療法士が、体の大きな動きのリハビリテーションを行うのに対して、
作業療法士は、手の動作や指の細かい動作などのリハビリテーションを行う場合が多いです。
はじめての作業療法
手術前に、作業療法士の先生から、今の状態をテストしてもらいました。
ペグボードという種類の検査道具で、
穴の開いたところにピンをさしたり、移動させるミッションを行います。
ストップウォッチでタイムを測ったのですが、
遅すぎて遅すぎて(笑)
笑えてくるほど、検査の小さなコマを持つ手が震えるのです。
焦れば焦るほど、とっ散らかる
『先生…、これってわたし、もともと、どんくさいんですよ…。
難病だからじゃない気がします。』
といいながら、焦ってピンを挿し間違えたりしてました。
先生は、わたしが
『ああっ、失敗した!ピン飛んでった!』
などと、わーわー言いながらやっているので、
笑いをこらえてみえました。
手術前後の動きの変化
手術のあと、もう1度この検査をしました。
手術前より、手を動かす速さは、
少し速まった気がします。
右手の中指、薬指、小指の指先の麻痺のせいか、
ぎこちなさは増したような気がしますが……。
タイムは少しだけ速くなりました。
子どもの知育玩具のような検査道具で、
いろいろな作業療法のリハビリをしていきます。
小さなコーン🔺をあちらへ積んだりこちらへ積んだり。
小さなピン📍をあちらに挿したりこちらに挿したり。
丸、三角、四角の積み木🧱を、同じ形の穴に、はめ込んだり。
ある意味、初体験で面白かったです。
たぶん、小さな子どもさんに、笑われそうですね(笑)
毎日が、勉強でした。
そして毎日が、ものすごく充実していました。
『明日は、台所に立ってみましょうね!』
そんな訓練もするんだ、と驚きながら、
少しでも速く動けるようになりたいと願うのでした。
【城崎の花火《43》】に続きます。
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