こんにちは。
喜満満猫です。
いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。
【城崎の花火《44》】から続きます。
入院生活は忙しい〜早朝〜
病院の1日は、とても慌ただしいです。
朝5時半〜6時の間に、看護師さんが
『おはようございます〜!よく眠れましたか?』
と、来てくださいます。
カーテンをシャッシャッと開けて、検温と血圧測定を行います。
昨日の状況の報告
昨日のトイレの回数を聞かれます。
入院したときに、生活チェック表をボードに挟んで渡されますので、
毎日トイレの回数(大・小)、
朝食、昼食、夕食の食べれた割合を記入していきます。
そして、それをそのときに報告します。
日常生活でトイレの回数って気にしたことがなかったのですが、
意外と少ないんだ、ということがわかりました。
そして回診までに急いで準備
そこから身支度を整えていきます。
洗面、歯磨き、顔のお手入れなど、回診までに。
朝7時、主治医の先生が回診にみえます。
いつも思いましたが、
この時間に、毎日病院にいらっしゃるということは、
ほんとうに早くに出勤なさっているのですね。
とてもありがたく感じます。
大事なことを、このときにぱぱぱっと聞けるように、
頭の中で整理しておきます。
うかうかしていると、嵐のように過ぎていかれます(笑)
待ちに待った朝食
そのあと、お茶を配りに配膳の方がみえて。
7時半には、朝食が運ばれます。
病院の夜は長く、夜6時に夕食をいただいてから
13時間半も間が空きますので、めっちゃお腹が空きます(笑)
ですから、とっても朝食がおいしく感じます。
配膳の方の心遣い
食事を済ませたら、配膳のワゴンにごちそうさまと、
持っていくのが普通だと思っていたわたし。
整形外科だからなのか、歩行器に載せて片付けに行ったところ、
配膳の方に言われました。
全部の方の食べた量も残したものも記録するし、
危ないので、病室に置いたままにしておいてください、
ということでした。
ありがたいことにこちらの病院は、
食事がおいしかったですし、メニューも事前にAとBから選ぶことができ、
配膳の方に提出します。
『今日のごはんはなんだろな〜』と、
せめてもの楽しみは、3度の食事でした(笑)
お掃除の方々の心遣い
朝9時ごろから、月曜日はシーツ交換、
毎日お掃除の方が来てくださり、にぎやかになります。
病室のトイレ、シャワー室など、
きれいに拭き掃除をしていってくださいます。
元気なおばさまの方が多く、
『あら〜、起きられるようになったの!良かったわねえ。』
と、毎日励ましの言葉をかけてくださいます。
毎日患者さんのいろんな姿を見てみえるので、
お医者さま以上に、なんでもわかっている感じです(笑)
わたしも感謝の気持ちを込めて、思いっきりの笑顔で、
『ありがとうございました!』
と言っていました。
看護師さんの回診
看護師さんの回診もあります。
パソコン台とともにガラガラと音がするので、
自分の部屋の前に来るとわかります。
痛みが、『10の段階のうちいくつ?』と、
状態を聞かれたり、麻痺の程度や、
気になるところなど問診されます。
聞き取って、パソコンにカチャカチャと記録されます。
タイピング、速いな〜といつも見惚れていました。
時間がランダムなリハビリ
リハビリは、午前も午後も、時間が決まっておらず、
先生が病室に呼びにみえたら行きます。
理学療法士の先生が、先に呼びにみえることもありますし、
作業療法士の先生が先のこともあります。
並んで歩いて、リハビリテーション室に一緒に行き、
リハビリを受けます。
リハビリの先生は…
理学療法士の先生は、ものすごくガタイがよく、
一見怖そうな男の方です。
危険と隣り合わせなので、厳しく、しっかり注意されていました。
毎日毎日お世話になっていろんな話をしていくと、
新婚さんで、照れて甘い言葉もかけられない不器用な方だと
いうことがわかってきました。
自分のこころと体と向き合う
そんなふうに、毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
昨日より今日、今日より明日。
少しずつ回復の兆しを感じとりながら。
自分のこころと体と向き合い、
周りの方々のお力を借りて、感謝する毎日でした。
【城崎の花火《46》】に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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