こんにちは。
喜満満猫です。
いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。
【城崎の花火《58》】から続きます。
一本の電話
1級の認定試験をなんとかクリアして、
ほっとしていたある日、
近所のモータースさんから、
一本の電話が入りました。
『喜満満猫さん、お待たせしていました新車が届きましたので、納車はいつにしましょう?』
ほんとうに、この絶妙なタイミングに驚きます。
ひとつ課題をクリアしたら、
なんと、ごほうびが用意されました。
待ちに待った連絡
契約したのは7月。
そして生産に3ヶ月ほどかかるということでしたが、
10月のいつごろになるかはわかりませんでした。
待ちに待った連絡でした。
リハビリと車の運転
実は、わたしの首は、
手術で頸椎を切開したときに、
首や肩につながる筋肉を、
いったん切ってつなげてあるため、
首の動きは硬く、左右の可動域も、
少なくなっていました。
入院中も毎日、
『どんな車かな、いつ来るかな』と、
楽しみな気持ちをリハビリの励みにして、
『退院したら、早く車の運転ができるように、
リハビリがんばらなくちゃ!』
と首の左右の動きの練習を、
繰り返し繰り返し、がんばっていました。
主治医の先生には、
今後の車の運転の再開は、
首の可動域しだいで可能と言われています。
退院して10月になった今、
左右の安全確認が、滞りなくできるまで、
まだ、運転することは見合わせていました。
空色の車との出会い
納車の日取りを相談するためと、
楽しみにしていたわたしに、
一目でも早く見せてあげたいと、
主人は、近所のモータースさんに、
連れて行ってくれました。
モータースさんの駐車場には、
空色の軽自動車『スペーシア』が、
明るい秋の空をボディに映しながら、
わたしを待ってくれていました。
待ち望んだその車を目の前にしたとき、
『よくがんばったねえ』
と、空から言われた気がしました。
主人と顔を見合わせて、うれしくて、にっこり。
なんだか、いろんな出来事が
ひとくぎりついたような気がしました。
涙いっぱいの目で空を見上げて、
ありがとう、とつぶやきました。
【城崎の花火《60》】に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
⇩応援クリック、よろしくお願いします(⌒∇⌒)
https://ping.blogmura.com/xmlrpc/7np44qgo3gar/