喜満満猫の癒される暮らし

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】のブログ

【城崎の花火⑦】究極の2択〜結局手術するしかないやん(泣)

こんにちは。

喜満満猫です。

いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。

【城崎の花火⑥】から続きます。

 

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 決心して紹介状を書いていただいた

2年半もお世話になった病院を去るのは、とても心苦しかったのですが、主治医の先生は替わられて、初診からスタートになってしまいました。

同じ初診からスタートなら、と心を決め、紹介状を書いてもらいました。

息子の通う隣県の整形外科病院に、月に1度診察にみえていた先生は、わたしに『僕の病院においで』と言ってくださいました。

その先生は、隣県の医療センターの副院長をされておられます。

いきなり行っても、なかなか診てもらえないのが現状です。

ご縁がつながったのは、本当にラッキーでした。

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いざ、受診

先日のセカンドオピニオンのときは、検査はレントゲンだけでしたが、今回はほかの検査のデータも含めて、詳しく診ていただきました。

即、『手術案件。』とおっしゃって、看護師さんにデータ打ち込みを指示して、わたしの目をじっと見られました。

先生『どうする?手術する?』

わたしは、そばにいてくれた主人の顔を見上げました。すぐに答えることができず、わたしは先生の顔をもう一度見ました。

『ただ、緊急を要するわけではないから、時期は選べるよ。』

『え〜、嫌だ〜……。』

少しだけ小さな声で、本音を言いました。

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究極の2択

先生は優しく続けました。

『今の状態ね、少しでも転んだり強めに肩を叩かれたりするだけで、脊髄損傷するよ。

するとね、首だから、胸から下が動かなくなる。

車椅子になり、自分で動けないから、下のお世話も、旦那さんにしてもらわなくちゃいけない。

それにならないためには、一日中家にいて、動かないで、朝はスッキリ、昼はヒルナンデス、午後はミヤネ屋、夕方のニュースを観て、買い物も旦那さんに行ってもらい、ご飯も誰かに作ってもらって、一日中じっとしてたらいい。』

先生…日本テレビ系ですね、と突っ込みたくなるのを我慢して、説明の内容をあらためて考えてみると…そんなん不可能じゃん!

『80才の方とかだったら、手術する方がリスクあるから、逃げ切るという選択肢もある。でも残された寿命を考えると、まだまだ長いから、逃げ切れないと思う。』

うそーん、マジで?!

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神様のお助け!!

動揺しているわたしと、立っている主人の顔を交互に見ながら、先生は、次回の診察時にMRI検査をするので、それまでに考えてねとおっしゃいました。

そんなに、ちゃんと説明されたのは初めてでした。

こんなにも病院や先生によって診療方針が違うのかと、あらためて思いました。

それに、今の現状にゾッとしました。

少しでも転んだり、肩を叩かれなくてよかった(汗)

2年半以上も危険にさらされてた。

先日、力が抜けてて、階段から落ちそうになって、右足の小指をぶつけて、痛みに悶絶していたのですが、本当に神様のお助け!!

階段から落ちなくてよかった。

夫婦漫才

診察室から出てきたわたしたちは、顔を見合わせて、にかっと笑い、

主人『手術するよね。』

わたし『え〜……』

主人『するしかないやんな。一日中テレビ観てじっとしていられるお前じゃないやろ(笑)』

わたし『……そりゃ無理やな。』

主人『手術せなあかんな。』

わたし『え〜……』

不毛な会話が続くのでした。

【城崎の花火⑧】に続きます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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