こんにちは。
喜満満猫です。
いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。
【城崎の花火《28》】から続きます。
いよいよ入院の日
あんなに、遠い先のことのようだった、入院の日がやってきてしまいました。
息子たちは2学期の始業式の日。
長男、わたしの肩にぽんと手を置いて、
『まあ、気を楽に。また会いに行くし。』
次男、『お母さん、がんばるんやで〜!』
と、それぞれ元気に学校へ出かけていきました。
最強の『開き直り』
もやもやとした不安と、開き直りと、両方の気持ちが交錯しています。
『もやもや不安』は、もう仕方がないので流れに任せる。
『開き直り』は、
🌻この際だから、スキンケア化粧品をたくさん持ち込んで、お顔の手入れをたっぷりしてあげよう
🌻この際だから、今まで時間がなくて読めなかった本をたくさん読んじゃおう
🌻この際だから、リハビリがわりに己書の練習をしちゃおう
🌻この際だから、時間がなくてゆっくり観れなかったDVDを持ち込んで観ちゃおう
という作戦。
荷物が増えてしまいますが、あとで
『これ持ってきて、あれ持ってきて』
だと主人が困ってしまいますので、とりあえず、必要かもしれないと思うものは全部持っていきます。
なんだかなー(笑)
わたしって、こういうところ現実的。
無駄な時間とか、作りたくないのかな?
前向きなのか後ろ向きなのか、わからないですね(笑)
入院受付で感じたこと
申し訳なく、たっぷりの荷物を主人に持ってもらいながら、病院の入院受付に行きました。
入院受付って独特の雰囲気ありますね。
これから、何かしらの山場を迎えるひとばかり。
入院→手術という流れがすでにわかってるひと。
入院→もう戻れないかも、というぐらい重症のひと。
治って帰れればいいのですが、そうでない出口もあります。
淡々とした受付の方の言葉に、うなずきながら手続きを終えました。
わたしのように、一見、健康そうなひとも、何かしらの苦しみを持っているんだな。
ひとりで来ているひともいる。
みんなそれぞれの試練(学び)があるのですね。
いよいよ入院、病棟へ
整形外科の病棟に着きますと、ナースステーションでまた案内を受けます。
遠方からの入院なので、時間的に融通をきかせてもらえるということで、個室を用意してもらえました。
この病院自体、数年前にできた新しい病院ですので、とてもきれいです。
病室の配置がぐるっと円のようになっていて、ドーナツのように内側に太陽の光が入るようになっています。
廊下をまわることができて、リハビリができるようになっているのですね。
そして、廊下には、ラウンジのように椅子やテーブルが置いてあるスペースがあります。
廊下の一部が憩いの場になっていて、外の大きな公園の緑が眺められます。
リハビリで歩き疲れたら、休憩できます。
いろいろと考えてあるんだと思いました。
病院内を探検
病室に入り、着替えると、なんだかもう、非日常に変わってしまいました。
手首には、入院患者の証のリストバンドが。
それにめげず、主人と2人で、病院内の探検に出発!
どこに何があるか、把握しなくちゃ。
『まずは売店かな?(笑)』
『ここはカフェもあるんだ。モーニングできるね。』
『売店で作ってる焼きたてパンの香り、最高だね〜。』
などと言いながら、全部の階をまわりました。
こうなったら、とことん楽しむぞ!
なんだか変なテンションの喜満満猫でした。
【城崎の花火《30》】に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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