喜満満猫の癒される暮らし

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】のブログ

【城崎の花火《29》】最強の『開き直り』

こんにちは。

喜満満猫です。

いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。

【城崎の花火《28》】から続きます。 

 

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いよいよ入院の日

あんなに、遠い先のことのようだった、入院の日がやってきてしまいました。

息子たちは2学期の始業式の日

長男、わたしの肩にぽんと手を置いて、

『まあ、気を楽に。また会いに行くし。』

次男、『お母さん、がんばるんやで〜!』

と、それぞれ元気に学校へ出かけていきました。

 

最強の『開き直り』

もやもやとした不安と、開き直りと、両方の気持ちが交錯しています。

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『もやもや不安』は、もう仕方がないので流れに任せる。

『開き直り』は、

🌻この際だから、スキンケア化粧品をたくさん持ち込んで、お顔の手入れをたっぷりしてあげよう

🌻この際だから、今まで時間がなくて読めなかった本をたくさん読んじゃおう

🌻この際だから、リハビリがわりに己書の練習をしちゃおう

🌻この際だから、時間がなくてゆっくり観れなかったDVDを持ち込んで観ちゃおう

という作戦。

荷物が増えてしまいますが、あとで

『これ持ってきて、あれ持ってきて』

だと主人が困ってしまいますので、とりあえず、必要かもしれないと思うものは全部持っていきます。

なんだかなー(笑)

わたしって、こういうところ現実的。

無駄な時間とか、作りたくないのかな?

前向きなのか後ろ向きなのか、わからないですね(笑)

 

入院受付で感じたこと

申し訳なく、たっぷりの荷物を主人に持ってもらいながら、病院の入院受付に行きました。

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入院受付って独特の雰囲気ありますね。

これから、何かしらの山場を迎えるひとばかり。

入院→手術という流れがすでにわかってるひと。

入院→もう戻れないかも、というぐらい重症のひと。

治って帰れればいいのですが、そうでない出口もあります。

淡々とした受付の方の言葉に、うなずきながら手続きを終えました。

わたしのように、一見、健康そうなひとも、何かしらの苦しみを持っているんだな。

ひとりで来ているひともいる。

みんなそれぞれの試練(学び)があるのですね。

 

いよいよ入院、病棟へ

整形外科の病棟に着きますと、ナースステーションでまた案内を受けます。

遠方からの入院なので、時間的に融通をきかせてもらえるということで、個室を用意してもらえました。

この病院自体、数年前にできた新しい病院ですので、とてもきれいです。

病室の配置がぐるっと円のようになっていて、ドーナツのように内側に太陽の光が入るようになっています。

廊下をまわることができて、リハビリができるようになっているのですね。

そして、廊下には、ラウンジのように椅子やテーブルが置いてあるスペースがあります。

廊下の一部が憩いの場になっていて、外の大きな公園の緑が眺められます。

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リハビリで歩き疲れたら、休憩できます。

いろいろと考えてあるんだと思いました。

 

病院内を探検

病室に入り、着替えると、なんだかもう、非日常に変わってしまいました。

手首には、入院患者の証のリストバンドが。

それにめげず、主人と2人で、病院内の探検に出発

どこに何があるか、把握しなくちゃ。

『まずは売店かな?(笑)』

『ここはカフェもあるんだ。モーニングできるね。』

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『売店で作ってる焼きたてパンの香り、最高だね〜。』

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などと言いながら、全部の階をまわりました。

こうなったら、とことん楽しむぞ!

なんだか変なテンションの喜満満猫でした。

【城崎の花火《30》】に続きます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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