喜満満猫の癒される暮らし

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】のブログ

【城崎の花火《54》】2度と会わない方がいい別れ

こんにちは。

喜満満猫です。

いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。

【城崎の花火《53》】から続きます。 

 

kimamaneko.com

 

退院する朝

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入院して約1ヶ月。

めでたく退院の運びとなりました。

大病院だと、入院できずにベッドが空くのを、

順番待ちしている方が多くみえます。

または個室を希望していて、

部屋が空くのを待っている、

入院患者さんもみえます。

ですから、少しでも朝早めに出たほうが、

他の方々が助かります。

いったん病室から引き上げて、

廊下のラウンジに荷物を移し、

お世話になった方々、みなさまに、

お礼に回りました。

 

2度と会わない方がいい別れ

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この退院のときに、お会いできる方々に、

こころからの感謝を込めて。

精いっぱいの笑顔と、

湧きあがるこころからの言葉で。

できる限りの想いを、お仕事を邪魔しないように、

短い時間でお伝えしました。

これからこのみなさまに、

2度と会わないということが、

患者としての幸せなのです。

『またね。』という言葉は喜ばしくなくて。

病院でのご縁は、2度と会えない『別れ』なのです。

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こころからの感謝をこめて

病院のお世話になったみなさまには、

助けてもらってばかりで、

苦しい気持ちも聞いてもらって、

どれだけ救われたか。

自分でも気づかない不調に、

一目見て気づいてくださったり。

痛みに寄り添ってくださったり。

どれだけ心強かったかわかりません。

何もかもはじめてのことばかりで、

不安に沈みそうになったときでも。

わからないことを、

いろいろと教えてくださいました。

知ることで、わかることで、

不安に対処できるようになりました。

ほんとうに『おかげさま』です。

ほんとうに『ご縁に感謝』です。

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退院して家路へ

こうして無事に、病院をあとにして、

わたしは自宅へと帰ることができました。

久しぶりの家には、

息子たちが、父が、母が、

うれしそうに出迎えてくれました。

首をまっすぐに、サイボーグ風に歩く

わたしですが、日常生活が始まります。

退院後しばらくは、母が家事を請け負って

くれました。

こんな環境にも、ほんとうに感謝です。

 

学び〜ひとりじゃない〜

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今までは、自分がやりさえすればいいんだと、

ひとに頼むのも、なんだか嫌で、

遠慮してしまうところがありました。

頼むことが、後ろめたく感じて。

自分でできることはなんでも、大変な状況でも、

自分でやっていくという性格でした。

こういうできごとがあって、

『お前はひとりで生きているんじゃないんだよ。

いろんなひとの力を借りて、

みんながお互いに助け合って生きていくんだよ。』

そう教えられた気がします。

【すべてのできごとはすべて学びである】と、

気づくことができたのでした。

【城崎の花火《55》】に続きます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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