こんにちは。
喜満満猫です。
いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。
【城崎の花火《71》】から続きます。
はじめて読む方は、
【城崎の花火①】わたしの首にはファスナーがついている
からどうぞご覧ください。
師範認定式を終えて
師範試験合格からの師範認定式を終え、
一連の行事が済んだことに、
こころから、ほっとしました。
そして自分の手のなかに、ここに看板がある。
やり遂げた結晶を手にできた、という思いと、
これは夢なのか?という気持ちと、
こんなにも家族が喜んでくれているし、
現実だよな…という気持ちも混じりあって、
『やっぱり現実だ!』と、にんまりしたり。
玄関に道場看板を飾り、描いたものも含めて、
大好きな招き猫を、近くに何体も置きました。
喜満満猫、浮かれてます(笑)
今まで、感じたことのない不便
このころになると、自動車の運転も、
近場ならできるようになり、
買い物に行くにも不便が少なくなってきました。
ですが、新しい問題が起こってきました。
買い物した荷物を、
車に載せなくてはならないけれど、
駐車場が空いていなくて、遠いところに、
停めなくてはならないとき。
カートを押して、車のそばまで、
運ぶことはできますが、
最後は持ち上げなくてはいけなくて。
店員さんにお願いして車に載せてもらうにも、
遠いところではとても不便で、
困ったことが何度もありました。
初めて知った『思いやり駐車場』
店舗の近くに必ずある車椅子♿️マークの駐車場。
ここに置けたら、助かるけどな…と、
横目に見ながら、いつも遠くに停めていました。
わたしはてっきり、車椅子♿️マークの駐車場は、
車椅子の方だけが使っていい駐車場だと、
思っていました。
ですが、よく見ると妊婦さんらしきイラストや、
ご老人のようなイラストが入っている…。
駐車場のマークのデザインが、
可愛く変わったのかな?ぐらいに思っていて、
今までよく見ていなかったのです。
注意書きをよく読むと、
🌻障害を持ってみえる方
🌻妊婦さん
🌻要介護高齢者
🌻難病(特定疾患)
🌻けが人
🌻その他医師の証明のある方
となっていました。
そんなこととは知らなかった
この制度は、わたしの住む県では、
平成24年から始まったらしく、
他の県でも導入されているところと、
されていないところがあるようです。
なるほど、かわいいデザインの駐車場が
見られだしたのもその頃からだったんだ…。
不便にならないと、知ろうともしなかったし、
気づかなかったんだな。
いかに周りに気を配ってないか、
分かった気がしました。
思いやり駐車場の申請
そこでわたしは、思いやり駐車場の、
利用許可証の申請をしようと思いました。
わたしの場合、
🌻難病(特定疾患)
に当てはまります。
はたしてどこに行けばもらえるのだろう。
何から何まで調べなきゃいけませんでした。
ネット格差
わたしたちの世代なら、パソコンやスマホから、
インターネットで調べたりできるけれど、
高齢者や、スマホに疎いひとたちにとっては、
知らないし調べ方もわからない、
ということもあると思います。
現に、まったくこんなふうに変わっていることも知りませんでした。
調べるのがけっこう好きなわたしでも、
知らないことがずいぶんある。
テレビCMでも、
『詳しくは、〇〇を検索!』
というフレーズをよく聞きます。
検索できないひとは、知らないまま過ごしています。
今やひどくネット格差があることを、
痛感しました。
無事に申請
近くの町役場に行って、福祉の窓口に聞いてみたところ、
申請はこちらでできます、ということでした。
県の窓口に行けば、即日交付。
その場でもらって帰れますが、
町役場ですと、申請からしばらくして自宅に郵送で送られてくるそうです。
早ければありがたいですが、
さすがに県の窓口は遠い…。
『あわてなくてもいただけるだけでありがたい。』
そう思ったわたしは、町役場にて、
無事申請することができました。
こうした行政からの支援は、
不自由な身になってみれば、
ほんとうにありがたいものです。
いろんなことにアンテナを張って、
知識を増やしていこう、とつくづく思いました。
【城崎の花火《73》】に続きます。
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