こんにちは。
喜満満猫です。
いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。
【城崎の花火《70》】から続きます。
はじめて読む方は、
【城崎の花火①】わたしの首にはファスナーがついている
からどうぞご覧ください。
『喜満満猫』としての船出
雅号【喜満満猫】を名乗ると決めたわたしは、
日本己書道場の本部に提出する、
いろんな書類のあれこれに、緊張しながら、
『喜満満猫己書道場』
と、書き込みました。
いざ、書いてみるとこれがまた、
しっくり来るんですね。
不思議なんですが、ずっと前からこの名前を使っていた気さえします。
なんだか気恥ずかしいけれど、
誇らしい気持ちが大きかったです。
いよいよ『喜満満猫』としての船出です!
喜びに満ち満ちて
わたしにとって、己書は、
『喜びに満ち満ちて、描きあげるもの』。
それこそ気ままに、
絵と字が天から降りて来るのを待って、
気持ちをたっぷり込めて描いていこう。
喜びに満ちた気持ちでないときには、
無理に描くことはせず、
わたしの己書を観た人が、
必ず癒されるような、そんな作品を描いていこう。
そう腹の底から決意して、
想いを込めて書類一式を提出したのでした。
認定式
2018年の年末が押し迫った12月も半ば、
ホテルにて第22期師範認定式が、
行われました。
同期の7人は、全員合格でき、
一緒に華々しく認定式を迎えることができました。
私たちの直接の師範は、
7人並んだわたしたちを、
誇らしく、うれしそうに眺めていました。
この日、全国で約100名ほどの師範が、
誕生しました。
看板の重み
ぷんといい木の香りと、ずしりとした重み。
自分の道場名『喜満満猫己書道場』を、
大胆で勢いがあって品格のある、
総師範の文字で書かれた看板。
総師範からその看板を、
舞台上でうやうやしく受け取ったとき、
ようやく、実感が生まれてきました。
己書の道場師範になれた…!!
生まれたばかりの看板
手の中に抱かれた、看板を見つめながら、
うれしさを噛みしめました。
それは、今まで感じたことのない、
格別なものでした。
赤ちゃんを抱くように、そうっと、
そして落とさないようにしっかりと、
抱きしめました。
そして、同期の7人全員の看板を並べて、
写真を撮りました。
希望を胸に、これからが始まりです。
志を同じくする、素敵な仲間に囲まれて、
ほんとうに幸せだと、
感謝の気持ちで胸がいっぱいになる、
喜満満猫でした。
【城崎の花火《72》】に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
⇩応援クリック、よろしくお願いします(⌒∇⌒)