喜満満猫の癒される暮らし

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】のブログ

【城崎の花火《11》】主人の心強いバックアップ

こんにちは。

喜満満猫です。

いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。

【城崎の花火《10》】から続きます。

 

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主人の心強いバックアップ

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主人は、わたしと違って、あまり多くを語るタイプではありません。

わたしは、何に対しても、感情を重視してしまいますが、主人は、しっかり周りを見て考える理論派です。

そのときの流れで考えるわたしと、主人とは、まったく性格の違う夫婦です。

ちなみに体型もまったく違います。

⇑⇑まるで上の写真のようです(笑)

そんな主人は、わたしがつらいとか痛いとか何も言わなくても、しっかり様子を見てくれていて、さりげなくフォローしてくれました。

わたしが入院、手術で家を空けても大丈夫なように(泣)

洗濯などの家事をしてくれたり、子どもを朝起こすことや、洗剤などのストックの管理や、こまごましたことをしてくれていました。

以前から、必要なことは必要と、いらないことはいらないと、冷静にしっかり判断してくれる。

これからのわたしの人生を考えると、手術しない選択肢を選ばせるはずはないのです(泣)

しっかりと準備をしはじめてくれていました。

ひとり、わたしの気持ちだけが、じたばたしていました。

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実は難病はナイショだった

今まで、難病がわかってから、家族でそのことを知っているのは主人だけでした。

約3年近く、周りのみんなに内緒にしていました。

完全に(一軒家で)同居している父と母は、わたしの実の両親です。

父はそのころ、腎不全が悪化しているにもかかわらず、人工透析を受けたくないと悩んでいた時期でした。

体の不調はひどく、肺に水がたまり、呼吸困難になったりして、毎日が闘いでした。

病院に入院したり通院したり、ばたばたと家族みんなが大変な毎日。

ですから、元気印のわたしが、家の中を明るくしていました。

そんな状況で、『実は手術になるかもしれない』と、軽々しく言えません。

両親によけいな心配をかけたくない。

毎日父の世話で大変なのに、にこにこして、明るくがんばっている母の顔を、曇らせたくない。

ギリギリまで言わない方がいいと判断していました。

思い出づくりの城崎旅行

2018年、今年の夏が、父の最後の旅行になるかもしれないと、お盆に、親、子、孫の3世代での旅行を計画しました。

わたしも手術するとしたら、まだ自由に動ける最後の旅行になります。

そうは言っても、手術する決心はつかないままでした。

大好きで何度も訪れている、城崎温泉の西村屋本館

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6人で泊まるので、雑誌にも載っている、庭園の望める二間続きのお部屋を予約しました。

お盆の時期にもかかわらず、人気のお部屋を予約できたのは、ほんとうにありがたかったです。

せめて、旅行のあいだぐらいは、みんなには笑顔で過ごしてもらいたい。

思いっきり楽しんでもらいたい。

いっぱい思い出を作って欲しい。

難病のことは、城崎の旅行のあとに伝えることにしようと、決心していました。

2018年7月、もうすぐ決意しなくてはならない診察の日を迎えます。

【城崎の花火《12》】に続きます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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